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2007.08.02 Thursday
『スズキ』の世界戦略
いつも思うのだが、多くの企業は、人口増加による市場拡大や安い労働力を求めて、中華人民共和国に進出している。
しかし、この国は、偽ブランドは横行するし、人間は拝金主義だし、それに、国家統治のあり方が、社会主義一党独裁で、政治的に決して安定しているとはいえない。 こんな国に目の色変えて必死に進出しようとする企業は信じられぬところがある。 確かに、パイは大きくともリスクも大きいのだ。 もちろん、リスクは企業にとって、必ずつきまとう問題で、リスクがあるからといって投資しないわけにはいかない。しかし、別に中華人民共和国に投資を集中させる必要があるのだろうか? 大手企業で、どうもこれに近い考えでやっているところが、自動車メーカーのスズキである。 彼らは中華人民共和国はほどほどに、インド・東ヨーロッパ・ロシアなどの新興国に力をいれてやっている。 また日本における主力車種もトヨタや日産・ホンダのような普通乗用車ではなく、軽自動車であるが、現在車種別販売台数はカローラをはるかに抜き、ワゴンRである。 また、インドでは近年低下してはいるものの、スズキの合弁会社のシェアは8割を越える時代もあった。 こういったものをみていて、本当に、ほかの会社と同じところで同じ仕事をしても意味がない。 これまで、誰も手を出さなかったところに、手を出してこそ、ビジネスとなる。そんなことを実感しました。 |
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